2018
04/14

震災で破壊されても今もなお


「えん旅」でこないだ八代アキさんが南三陸町に来た。今月8日の放送でビデオの録画は失敗したものの、日曜の御昼どき、途中から見た。私も現場にはいたものの時間が無く、仮本堂での400年の柱から創った「ギター」の、歴史の音にふれる事はできなかった。アリーナの興奮がここまで伝わって来て、八代さんのヒット曲の熱唱に魅了された。その脇には世界に4本しかないギターが、その音色を響かせていた。

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2011.3.11の大震災の津波で400年の歴史を刻んだ、南三陸町細浦の「徳性寺」の本堂が倒壊した。自宅も被災したが、耐震性と強固の材料で修復再建された建物、地震にも津波にも破壊される事は無かった。
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名古屋の方がこの話を聴き、何とか復活させたいと、歴史復活ブロジェクトを計画した。あれから8年目を迎えた。NHKのえん旅に話題を提供し、八代さんのコンサートとなった。これまでも「えん旅」には多くの有名な女性演歌歌手が、南三陸町を訪れ被災者に、笑顔と元気、「一緒に頑張りましょう。」とメッセージを伝えた。自慢じゃないが私は一度も見ていない。多忙と人ごみは嫌いで、今回は初めてテレビで見た。

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住職の辻さんも初めて聞く、本堂の柱から創ったギターの音色に感慨深く聞き入った。プロジェクトの代表が作詞作曲した歌と音色は、400年の地域に根付き檀家を支えた、地域の人との係わりと繋がりを詩にした。
メンバーと初のギターでのコンサートに、集まった檀家・地区民が当時を思い出すかのように、演奏と歌を聴く。今も震災後の支援の活動が黙々と引き継がれていた。

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現在、町の人口減少が加速し、細浦地区も例外ではない。南三陸町のお寺でも檀家が町外への生活を選択している。家系が大震災で絶えた家も少なくない。後継者や地元に残り「墓を守る」という事も、総ての世帯で深刻な問題としてある。人がいない将来の町の姿を想像できない、未来の町の現実が待っている。

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八代さんは膝を突き合わせ、辻和尚地様の震災からこれまで話に、真剣に耳を傾けてくれた。取材と言う垣根を越え、親身にこれまでの和尚様の活動を聴く姿がここにあった。コンサートでも南三陸町の皆さんの笑顔を呼び起こしてくれた。町民の減少があっても、皆さんと共に多くの笑顔のある町に、私自身も活動をしていきたい。また、多くの埋もれそうな話題を皆さんに提供していきたい。
(NHKテレビ映像から写真撮影)
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