2017
02/12

平穏な日々に感謝


昨夜も6時半過ぎにお客さんからの携帯が鳴る。登録されていない番号からで、折り返し返信した。先週の土曜日にお願いした「法名碑」の、母の物を刻む注文から、一週間目にして完了しましたとの事だった。2万8千円は安い。古川からの2度の墓地までの用事で済ませたとの事だった。昨年8月15日の逝去から半年でここまでを終えた。南三陸町に石材店が無くなり、2年目となる。先祖への畏敬の念も年々薄れ行く住民が多くなっている。そこまで手が回らないが実情のような気がする。

昨日も志津川市街地の土地換地にあたり、震災前の我が社の場所に再建が可能となり、「本浜町跡地」「千葉印刷発祥の地」など、小さくても良いからと石屋に見積をお願いしている。これまで生きて来た場所への思いが強い。生を成し55年間暮らしてきた場所を、私はこのまま埋もれさせることの寂しさが、日々募っている。

一つひとつ自分の役目を全うしている。

少しでも華やかにと、自宅兼事務所の入り口に昨年も3年目となるイルミを飾った。毎年クリスマスの数日前に設置した物を、一昨日前にやっと片付ける事できた。会社の前は日中に数える事ができる通行人で、我が社へのお客さんも少なく、自分なりに華やかさを求めた。
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この時期は町の子供達の、「読書感想文コンクールの作品集」の仕事があったが、今年からは「第1回南三陸町図書館を使った調べる学習コンクール」に変わり、依頼の見積の複雑さとページ数から、弱小事業所の我が社は、外注となり頑張った物の、見積競争は厳しいと判断している。子供達の図書を通し学習の応用が求められ、図書館に展示されている発表には、子供達が自分の興味を深く掘り下げる研究発表の作品に、時代は変わった事を実感した。我が社は城洋新聞からの継続で、志津川町南町に図書館があつた頃からで、30年以上にも感想文作成があり、図書館員の多くの前任者と関わりを思い出す。その事業も新たな物がスタートする。

大震災の検証は終わっていなく、多くの研究者が今後日本を襲う防災体制に付き、研究をしている。「海樹での「アラメ」の役割を、漁業の町の町民皆が知り、その素晴らしい環境が志津川町と歌津町を造ったという事を、再確認すべきだ。我が町の今後の政治・経済戦略は、観光に特化しつつあるが、自然の海があり、海に関わる町民が居て町が発展した事を忘れてはいけない。人口減少は町にどんな影響となるのかを、町民皆が議論する場が必要だ。
志津川湾のアラメの揺り籠で育つ小魚は、大きな魚を呼び込み、高価な物を育て、アラメの役割を終えても、綺麗な環境で、またアラメが子孫を残す。この自然の何気ない営みで、人が生かされている事を人間は忘れかけている。人工・養殖は人の欲が先行し、自然の摂理を歪め環境の悪化となる事が心配だ。
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