2016
11/23

南三陸町の津波防災先進地の津波対応はこれでいいのか?


午前5時59分発生の今回の地震による津波発生は、最大1.4mの津波となり仙台港に襲来した。
津波警報の発令は、福島に直ぐ3mの津波を想定し、隣県には1mの津波注意報となったが、仙台湾に1.4mの津波により、注意が警報と切り替わった。南三陸町は80㎝の津波が観測された。東松島では5隻の転覆と流出、県漁協は20隻の船舶被害を伝える、1m前後の津波でも想像も付かない津波の力が働いた。
3.11のM9.0と震度4が3分も続く地震で、その対策の不備を「想定外!」と片付けた町長がいた。今回のM7.3で1分以下の震度4の地震で、町内への車の流入を全て遮断した。横山峠・志津川ICの通行止め、歌津地区に於いても通行止めとしただろう。気仙沼からの従業員の出社が出来たと言う事は、地震から1時間半過ぎの対策だった。
津波の入り江の増幅があっても、町内は10mの嵩上げとなり、震災当時の国道もあるが、「通行止めは必要か?」というと、逆の意味で想定が甘い。町経済の混乱が町の判断で増大した。
あの大きな津波での判断ミスの発生を、こんな形で津波の本質を判断できいまま、更なる町の再生への判断間違いを想定しているのは、私だけだろう。
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福島県の原発には30分後に1mの津波襲来となったが、この報道は2時間も後の事だった気がする。東電の隠蔽体質は今も健在だ。福島第一原発は津波対策として22mの防潮堤を建設しているが、地震対策は原発には講じようがなく、福島の廃炉は判るが、宮城の原発の再稼働は町も県も容認するようだ。
多賀城の川の津波の逆流をテレビで見た。この川の周辺の避難は出来たのだろうか? 海岸線だけの避難ではいけない事を南三陸町も、石巻市も3.11の大きな人命の被害が出た事を忘れてはいけない。我が町の津波防災で、河川の海抜8.7mの河川堤防は「大丈夫なのか?」と聞いたが、国の防災対策では安全と言う。津波の特性は研究者と、政府のゼネコンの仕事確保と、矛盾する津波対応を懸念する。
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川の津波遡上は川幅が狭くなる程に増幅する事は、私でも理解できる。3.11では内陸4Kまでの津波は達している。内陸の集落や建設許可となった「危険区域外」の指定は万全かと言うと、3.11の威力の半減の津波で実証されるだろう。

南三陸町の今回の津波防災は、3.11の津波の対応の失敗を取り消す為の、自己の維持と言い訳にしか見えない。避難指示でも避難所開設に、避難した町民は20名に満たない。多くが高台への自己防衛で既に生活の場を替えている。町民は行政よりも津波避難に対しては、意識が高い。
町内の流入の通行止めは、会社への物販の納期が間にあわなかった。そんな事業所も沢山あるだろう。総てが南三陸町と同じ対策を取らない理由に、経済の混乱がある。今後も発生する地震や津波の想定は、町民個々の判断が正しい気がする。
「がんばれ、南三陸町!」
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