2016
08/04

華やかさの陰で


被災し仙台に生活の場を移した、私の恩人が亡くなっていた。小さい頃から私を見つめ、多くの生きる教えを話してくれ、良き相談相手だった。子ども達も私と同じ年代で、我が子のように色々な事を教えてくれた。もう遺骨も生まれ住んだ志津川には、帰って来ない。「初仏」は、子ども達の手で他所に埋葬されたのだろう。震災により二度三度と続く、人生の悲劇は誰が作ってしまったのだろうか? 御夫婦ともども亡くなった悲劇に絶句してしまった。

母の入院も2か月半となった。昔の人で心臓も弱いといわれながら強いようだ。同室に志津川の人が、入れ替わり入院してくる。昨日は「契約仲間」であり、中学校で剣道を教えたおばあさんが入院していた。「転んで硬膜下血腫になった」とお嫁さんは言う。私の母と同じ怪我ながら、早期の診察・治療で大分症状が違う。家族があり看護の姿に、母であり祖母である終末期を皆で看守る。家系の存続はそれを可能し、将来に夢を繋ぐ。

安倍改造内閣が参院選を終え発表された。被災地の国民は言う「地元の状況を知る大臣を」「長期的な大臣の就任を」など、人事には政治的な派閥・大臣ポストなど、安倍政治の長期化を目指す目論みを感じる。長期政権は、改革・発展にはマイナスで、権力誇示と保身を強く感じる。「アベノミクス」を正当化する為に、更なる財政支出は23兆円となり、国民の弱者への生活救済分は、3兆円にしかならないとも言われる。未来への投資はリニアモーター化への、高額投資がある。今苦しんでいる国民の為、「社会保障」「貧困格差」「生活保護者拡大」など、多くの問題を置き去りにし、自分の名声を残す事に始終している。
低所得者に生活支援として「1万5千円」の支出を決定した。年金運用は国外・国内の株式投資の比率を2倍以上にし、リスクを持った運用で、これまでには20数億の増額となったものの、今回は選挙前に隠し「5兆3億円」の損失を発表した。これまでの国債や預金での安定運用からの、強硬な株式の運用は、厳しい社会保障費の確保の為で、無理をしての株式運用は、株は水物、人の予想を越え大きく変動する。政治の黄色信号に誰も気づいていないようだ。関心がないと地方人は思う。

気仙沼市大谷地区の海岸線の保全の住民の復興計画が、国の政策を変えた。当初計画から10メートルのセットバックで、国道と防潮堤を併用しての建設で決定した。「大谷海岸」は住民の生命線である。60名の地区民の活動が国の考えを打ち破った。これまでだと「国道建設」「堤防建設」があり、二重の無駄を無くした震災復興がある事を示した。国のゼネコンなどの大手建設業者への、強固な支援が国の政策とてある事を、覆した事に繋がる。復興の進め方は「UR都市機構」への丸投げがあり、基本として建設族の天下りとしての団体で、国の機関と同様で、政治資金が政党に多く流れている。与野党の均衡は日本の政治の改革に必要で、安定政権には国民生活の維持から「なれあい」の体制は、過剰な政治政策を生み、無駄な税金(血税)の損失となりかねない。
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現在、南三陸町入谷地区は実りの季節を迎えている。モモ・リンゴ・ウリなど、新しい農産品への挑戦が続く。しかし、今は入谷の観光地化が加速している。果たして将来への地域の歴史・伝統の継承は大丈夫だろうかと懸念する。
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