2016
01/21

政治と金


この広大な入谷の地区に、登米市に建設した「震災仮設」が建設されていたら、生活環境としてのスーパー建設がされたら、こんなにも多くの町民が町外に流出する事は無かった。入谷へのスーパー建設は話があったものの実現とはならなかったが、この英断が下されていたら、南三陸町は第一の問題の一つが何とかなった気がする。千年に一度と言われる大災害には、町をひっくり返る大政策が町の窮地を救う事ができた。やっぱり普通の人では無理だろう。

自民党に激震が走った。今日から「TPP問題」が参議院で議論されようとする中で、その中心人物の「甘利経済再生担当大臣」が政治報告書に記載しない献金があったと、千葉県の建設会社の総務担当者が週刊誌に告発した。事務所にはその証拠が今もあると、生々しい話が週刊誌に今日掲載される。既にこの話は総理と官房長官には報告済みと言い、この記事の説明でも甘利大臣は「否定」をしなかった。
問題はUR都市機構との道路工事保障の仲介役として、甘利氏にその解決をお願いし、問題の解決に居たり工事補償金が入金され、その謝礼として甘利大臣政治団体へ「1200万円」の献金をした。
甘利大臣は「説明責任を果たす」と言う。最後には自分の知らない所で秘書がやった事との言い訳があるが、この建設会社の総務担当者は、甘利氏に直接「100万円」を渡したと言っている。当事者の告発で言い訳は難しいようだ。
東北の高速道路の建設会社の談合が発覚した。入札に関わる会社が区間数に合わせ一社ずつ受注していた。こんな事は現実的に無理な事は誰が考えても判る。建設会社は震災による資材の高騰や、人材不足があり入札では利益がでない。と言っていた。トラックの一日に代金が通常の1.5~1.8倍と言う。2011年の道路舗装での4社の談合だった。震災時の早急の復興の為だった。と建設会社は話していた。落札率は「95」で通常の10Pも高いと言い、こんな非常時を訴えていれば解決の道筋ができたのではと思う。こんな時こそ政治家が活躍する場と思う。
現在進む三陸道の工事も高騰しているとの話も、同様の問題もあるのではないかと「?」だ。UR都市機構は南三陸町から委託され、ゼネコンと地元建設会社の共同体の配置も手掛けている。私には建設業の事も、政府の震災復興の取り組みの事情も闇の部分は分からないが、「政治と金」が問題発生時には必ず出て来る。私は政治家は精神誠意に国民の為に活動している人が大半と思っているが、中枢に居ると「なれあい」で「内密な金が動かせる」が、その内面に持つ物が現れてくる。長期の政権と大規模工事の時に、こんな問題が発生しているように思う。「日本改造論」「ロッキード」「リクルート事件」なども、こうした政治状況の中だった気がする。国の「都市機構」が、民間の「UR都市再生機構」となっても、その利権には政治が甘い汁を吸おうと集まる構図は変わっていないようだ。
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入谷の通称「ババ山」が、福島の「花見山公園」のように、花で山を飾ろうとの構想が動き出している。田んぼの代々の所有者も、町の一大事に地主も理解を示してくれただろう。「町のこの計画は無かった」が、ここに震災仮設を建てない大きな理由だろう。この広大な土地に志津川の被災者が一時的に暮らし、向かいの山の斜面に花が季節で咲き誇る、こんな地域になったと私は空想した。一人の力では何もできないが実感だった。

今日は仙台で二つの会議に参加する。雪が無くて良かった。
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