2015
11/06

「津波」 自然にやられている事もあるが生かされている


今日の題名は南三陸町戸倉地区の漁師の菅原さんの言葉だ。フェイスブックの岩手県田野畑村の漁師の佐々木さんは「魚が少なくなった」と言い、コンブとワカメを生産者から高く買い、ネットでの販路を開拓し漁民を支援していた。この間は県知事への陳情に行き、秋サケの刺し網での漁の許可を訴えたと言う。「何で?」と我が町のような各種の漁の形の連携が取れないのか不思議だった。
八幡川の河川堤防建築の準備が町中で進んでいる。写真は再建された農協本部の小さな高台から、う回路と並ぶ現在の姿の道路を撮影した。
151104_134714.jpg

昨夜深夜2時、NHKのドキメントで三陸の海の「津波からの海の再生」を放送していた。
現在は海の再生が志津川湾は進んでいると言う。津波の湾内への侵入経路にあたり、湾内の「藻場」の被害を平磯・荒砥地区など最小に留め、再生の道が残り小魚などの生育に繋がっている。湾の地形も津波の増幅はあったものの、内陸地からの土砂の海底への流入は、もっと沖へ流れ湾内は現在、元に状態に戻りつつある。藻場の「アマモ」は多くの魚など生物の住家となっていて、メバル・ソイ・タナゴ・アナゴ・カニ・シャコなど、おおくの種類がいた。アマモは志津川湾で60haあり津波後は半分となり、そこからの自然の力による再生進んでいる。
「磯焼け」を知っているだろうか。震災前から戸倉地区で見られ、それがウニの食害である事は知られている。震災からの海底の捜査と影響の分析で、現在の磯焼けのメカニズムを分析していた。震災で多くの海底生物が津波で流されたが、ウニは岩礁の岩場で流されなく残り、ヒトデやヤドカリの天敵がいなくなり、その繁殖力は一個のウニの産卵で500万個だと言う。食害はアラメ・コンブなどを一気に食べつくす。それによる三陸の磯焼けに繋がっていた。
戸倉地区の菅原さんは話す。「自然にやられるものもあるが、生かされている。」と、秋サケの恵みは震災後の放流時の稚魚が、生まれ育った川に3~4年の後に帰ってきていた。牡蠣の養殖も川のミネラルと親潮の栄養が混じりあい、豊潤な海の志津川湾を作り上げていた。
夜中にこんな海の「食物連鎖」が、自然の力として生き物が育つ環境を作っていた。
スポンサーサイト

【 未分類 | CO:0 | TB:× | 09:22 】

COMMENT
POST A COMMENT


















 TOP