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2015
01/17

医学の限界


東北大学病院までは、受付まで3時間近くを要する。南三陸町町民は「高度医療」を受診するには、まだ陸の孤島かも知れない。
石巻日赤の先生から「大学病院を紹介します」と言われた。地域の中核病院とて限界があり、技術の高度な先生のいる病院への、セカンドオピニオンは当然と思っていた。自分の身体で県下の最高医療での手術は私も望んでいた。

医療の進歩の凄まじい進化の中で、いろんな問題も多々あるが、主事医を信じ任せてここまで、自分の病気と闘ってきた。父の友達の先生も「必ず治ります」と言っていたと話す。朝すら父が「また聴いてやるから」と言う。気を使ってくれるのはありがたいが、状態は自分が知り、先生も持てる全勢力を注いでの今後がある。
阪神淡路大震災から20年目を迎える。5時46分の発生で全てを失い変わった個々の人生、間違いなく復興は成し遂げたが、大型都市開発の歪みがシュッター商店街を作り、災害公営住宅での孤独死が1千人を超え、昨年は40人だったと報道は伝えた。日本の核家族化があり、世帯は増えても人口減少があり、都市より地方の津波被害自治体の現状はもっと厳しい。
石巻のある地区の人口は1500人あったが、現在は500人と行政は言う。しかし、住民の一部は「住民基本台帳」の真実を話す。「台帳に住所はあっても人はもういない」、既に250人しか住んでいない事を。現在、町の基本台帳にと14200人と広報で掲載する。町の知識人は将来11000人になるだろうと言う。町は10年の復興計画の中で、「13500人まで人口減少」を予想する。この数字に合わせた町の復興があり、計画見直しの部分が多岐に上るとみる。
兵庫県の災害公営住宅の二人に一人が65歳以上と言う。我が町も災害公営の入居者の平均が「75歳」とも聞いた。将来へ厳しい現実が待っている。対策は何もないだろう。国も人口減少予想に対策として、地方創生を石破氏に託してはいるが。政治の現実は「政策を実行している」が、地方疲弊の歯止めは難しい。

若い世代が震災の風化防止に「語り部」で、震災の非劇を伝え、防災意識の維持と、命を守るには「家族の絆」と「地域のコミニティー」の繋がりと言う。子供たちの活動と、社会的な「金欲」に心引かれる事の無い、「人の為に」と言う精神での生き方をして欲しい。

「陽は又登るけど人が居ない」では、何の為の被災地の町づくりかが分からない。
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