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2014
06/13

戸倉折立地区の今


仮設生活をし続けている人たちの生活は何も変わらないと、新聞報道は毎日のように伝え、益々大変な人たちの状態を文字で綴る。
昨日の河北新報に「活字」と言う見出しに目が留まった。釜石市の印刷会社が津波で被災し、跡地に3000本の活字が残り、この残った活字の限られた文字で、
谷川俊太郎氏が「活字組み合わせ誌」を12点を創作し、岩手県住田で展示会をおこなった。同業者が大津波で全てを失い、その生業の元の部分の「活字」が偶然残り、その限られた文字から新しい物を生み出してくれた。作詩と言う文化と活字文化の継続ができた事に感謝したい。我が社の社長は「印刷会社は文化の創造者」と常々いっている。その事の実証を谷川さんがしてくれた。
来週日曜日に谷川俊太郎さんの息子さんが、南三陸町の惣内山の麓のレストランでコンサートをする。ピアノと歌とトークの3人のアーティストが、地元の人達に元気をと来町する。息子さんはジャズピアニストで、私も2回その演奏を聴いたが、ひと時被災地である事を忘れさせてくれる。興味のある方は私に連絡下さい。

震災直後の混乱の中での活字回収があり、3年前後かけての詩の創作で、この活動が身を結んだ。戸倉の折立地区の海岸線は何も変わっていないし、地区も住宅の再生は勿論なく、この地の再生計画も聴いた事がない。今後は国道45号の嵩上げされ、新しく生まれる事で、折立地区は大きく変わる。こんな中で工場ができていた。現在は月に2度前後ここを通るだけとなった。

朝、食事中の窓の外では、スズメが鳴き何かを啄む、自然の中で穏やかに今が過ごせるもの、多くの皆さんの支援と、目の前の目標に苦境に挑戦する力が、私に残っていたからと思う。
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