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2014
05/09

この町で


本吉の書店のレジ前に佐藤仁氏の本を見つけた。町民の被災者へのメッセージなのか、殉職家族・自治体派遣職員への言葉なのか、今度読んだ人から聞こうと思うが、私の周辺にはいないようだ。そくな余裕は被災町民には無い気がする。
昨日は仮設の引き渡しに同席した。早期の経費削減のため、水道事業所に給水停止を申請し出止まっていた。「困ります」と言われた。退出にあたり全ての生活環境の確認は、次入る人への対応と言う。1Kに次の町民被災者が入るだろうか。以前も話したが、エアコンの取り外しての持ち出しの良い所もあり、自治体の「もう仮設は必要ない」と言う所もある。エアコンを買うと10万円は掛かる。取り付け料の出費はあれど、大分助かる。この面でも被災者の町で生活する負担が増える。住むのに不自由は今後も最低で4年は掛かるだろう。

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我が家にツバメが巣を作った。ここ5日位でこんなにもできている。新しい家に巣作りし、幸運を運んでくるんだと言う。玄関には「フン」が落ち、大変どうしようと父と話す。長い事はなくこのまま見守る事にした。
私の入っていた仮設でも16世帯が在り、知っている出た方が5人いて、2人が町を去った。他でも7世帯の内5世帯が町外との話には、人口減少で町はどうなってしまうのだろうと心配している。
豊里への人口の流出も聴いていた。日曜に豊里駅前の新興住宅の広さを見た。被災直後の高台移転希望で、その災害公営の入所金額に、豊里で安く住宅建設があるので、町から離れますとの話しを聞かされた。駅前の土地の造成を進めたが、登米市は当初予定どうり売却が進まなかったが、大震災の影響で多くの被災者が安価なこの地を「終の棲家」と決めた。
町の職員とて町外に土地を求め、生活の場は町外で、町職員が町に税金による報酬を貰い、町外に税金を納め、生活費を町外に支払う。これで被災した我が町の将来はあるだろうか。町民の在る方だが「町職員を辞めて貰っては」との話しをする。私も町職員であるからには、この町「南三陸町」で住んで欲しい。色々な事情は解るが、12500人の人たちは今もここで暮らす事を選択する。高齢化の増加は弱者と言われる方が、町に残った事につながる。
私はこの町で暮らし続ける。一人になっても・・・
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