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2012
11/07

地域性


先週末に石巻へ「住宅展示場」を見に出かけた。初めに入ったハウスメーカーの価格に驚いた。建坪「50~60万」と言う。その他照明などでも10万円位、坪単価が上がると言う。仕上がりで5000万円で、総てを失った被災者には考えられない額であった。
メーカー説明者も多額の支援があると言う。「700万円以上」のと、色々聞いていくと利子の補てんで、決して住宅建設支援金ではない。ハウスメーカーも利子分の補てんがあるから、高価な住宅を提示・展示しているのだろう。来場者の声を聴くと「この額でも商談する」、そんな方向性に見えた。
10数社があり五社位見学したが、だいたい3千万円前後の建物だった。南三陸町において住宅建設にどれ位を設定しているだろう。すでに建設を終えている住宅は二千万なんか、かかっていない。これが被災者の再建できる、ぎりぎり上限の額だと私は思う。
知人は再建援護金、町独自補助を差し引いて、プラス300万で住宅建設ができる、当初の計画がある建設会社の話に、興味深々で私の話に耳を傾けてくれた。被災地の建設の関連企業での資材の高騰で、予算の上澄みが必要となり、現在は2DKで15坪「900万円」までに膨らんだ。すべての補助金を差し引いても、手出しで最低600万円は必要となった。
色々なメーカーがあり、これからの生活を考え、家族と相談してこの町での再建を進めて欲しい。
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志津川湾の戸倉寄りの海上で一人で作業をする漁師さんの船を見つけた。日中の天気の穏やかな日は良いが、荒れた海上での作業の大変さを知っている。過去に5月の連休での釣りで、天候の急変で死ぬ思いをした。仲間のカッパや上着を掛けてもらい、寒さから身を守った。中国での万里の塔でのトレッキングでの3名の死亡は、こうした天候の急変に起因する。
漁業の後継者問題はこの震災により、益々厳しい状況との話を聞いた。「頑張る漁業」の三年間から、この国の支援政策が終わる頃には、激変となると言っていた。
昨日の四万十市の議員団の被災地調査での懇談会、同僚の被災された直後の活動を知った。5日間何も食べず初めに食事をしたのは、自衛隊へりの「おにぎり一個」だったと言う。防火用水を飲料水としてとの話には、地域により救援支援の差に驚いた。ある地域での翌日の朝「温かい味噌汁を目の前ですする姿」を今でも覚えている。また、防災庁舎屋上との「ショートメール」で交信し合えた事にも、また驚いた。
あの冷たい震災の日に色々な出来事が起こっていた。生きるために人間が必至に生きた証がここにあった。多くのこの事実を知る事で、今後の防災対策に活用すべきと私は思う。住民からの聞き取りを積極的に進める必要性を感じる。
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