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2012
08/17

寛平ちゃん


写真は一昨日の汐見「港橋」の被災地での普通の車の通行光景です。そこには目立つ事もなく、一歩一歩前へ進む一人のランナーがいた。
「アースマラソン」を前立腺ガンが見つかったのにもかかわらず完走した、吉本興業の「間寛平さん」、吉本新喜劇で私と同世代ながら若い頃から、彼のギャグや笑いの元を見つめてきた。「血すうたろか」「あへあへ」「アメーマ」などのギャグは私には不好評で、杖つき老人の芸も過激すぎて理解に苦しんだ。しかし、マラソンに取り組む彼の真剣さは、普段の芸風からは想像できない、真剣な眼差しを感じた。苦しいマラソン中でも沿道の人たちへ、挨拶や答える姿があり、子供たちへの声援にこたえる姿は見ていて、こっちまで嬉しくなる。被災後に「明石家さんまさん」が来て、笑いで電気をくれたが、寛平ちゃんはさんまちゃんとは違う意味の力を南三陸町の町民にくれた、それは前に一歩づつ進む事を教えてくれた。
後は「鶴べいさん」だろう。気仙沼にも来たが、彼は笑いで「人とのつながり」を教えてくれる。「笑顔がまたこの町に溢れる事」を私は願うが、こうした笑いを被災地に送ろうとする「芸人」たちの支援、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。感謝!
昨日夕方、東京と広島から相次いで電話が入った。町の情報を聞こうと時々電話をくれる。しかし、この生まれ育った南三陸町の現状は、生活に事欠かない場所で生活する人には、いくら説明しても、復旧復興のなかなか進まない中にあり、生活の苦しさは伝わらない気がする。ここで明日を考え生活して、さっぱり前が見えない進まない現実に、皆が苦悩をしている。ふたりには帰って来て一緒に復興に向かおうと、電話をくれるたびに話すが、この願いの声も小さくなってきた。自分が焦りすぎなのかも知れない。
13日からの盆休み、歯にかぶせていた物が取れて、今は歯茎で食べているので痛い、今日から再開だろうと早めに治療に行きたい。「歯の大切さ」は友人から常々言われているが、何もないと歯医者が遠のいてしかたない。現在町の診療所以外に、個人開業医が志津川地区に一軒ながら、住民が少ないせいか余り待つことなく、治療ができる感じがする。予約調整にて待たなくても治療する体制を作っているのだろう。
今日は三重県からお客さんが来る。今日まで我が社も休みだが、私は今日から仕事となる。今週も暑い日が続くようだ。昨日は補聴器の会社がアリーナに来た。父を送ったのだが、帰りは歩きで「熱中症」を心配していた。
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