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2012
07/17

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連休の3日間は被災からの書類を整理した。その中に仙台での被災地の状況を伝えた、「泉松陵高校」の講演のCDと生徒の受講の感想の資料を見つけた。
「命の大切さ」「仲間を作る」「将来を考えた行動」「人のために何かをする」など・・・、多くのことを知ったと言う。昨年の12月のことながら、町のこと・会社のこと・家庭・家族のことに追われた中での、時間に追われた頃の事だった。こうして二日間の来客の合間の半分づつの事ながら、昨年の事を多くの資料で振り返ることができた。
しかし、まだ通帳の復活をしていないものもあったし、書類の提出も半年もたつのに出来なかった。など、被災後の混乱の中で次々にやらなければならない事に、自分の能力がついていけない現実を確認した。
今月もあと半月多くの会議や集まりに追われる予定がカレンダーに記載がある。これにまた新しい事が入ってくる。トラブルや予定の見落としでの、相手への迷惑をかける事が自分としては許せなく心配だ。
最近は9時間前後の睡眠をとれている。時間がもったいないと今までは6時間前後で良いと思っていたが、体の疲労感が抜けなかった。年齢と言うと先輩たちに「何言ってるの」と叱られる。とにかく私の周りの先輩たちはまだ若い、父の姿は私の大きな力である事を、毎日再確認させられている。
一昨日細浦の叔母のところに行った。帰りに元清水小学校の前を通ると、被災した車両が校庭いっぱいにおいてあったのに、すべてが片付けられていた。
この場所には被災後の行政の混乱があった。仮設住宅建設の第一候補として町はここを県に示した。仮設の建設には規定があるはずで、海から500mで津波の被災地であるこの場所、県からの場所確認で課長が示すものの、一言「だめです」が、テレビで放送された事をいまでも思いだす。混乱とはいえこの判断に「海の怖さと甘さ」がある。
現在「戸倉ゴルフ場跡地」に高台移転が進む。当初の誓願陳情で1500名以上の4地区の高台希望者があったが、現実ふたを開けると、公営住宅が50戸と土地付きが100戸で、見込んでいた250戸には程遠い、4地区の枠をとったのに、この数字は戸倉地区民の流出がある気がする。折立の知人に聞くと、海で生計を立てている人は残るけど、そうでない人はこの場所での生活にはこだわっていない、と。土地の「等価交換」をなぜ行政は国に町として訴えないのかという。
伊里前地区も240世帯のうち、2か所への移転は110戸にとどまっていると言う。この問題点の検証よりも、早く土地取得し移転を進めたいがあり、「三陸道建設」「水産業・漁港整備」など、復旧復興へのやらなければいけない事が多すぎて、住民の真の意向や生活状況の改善には、行政のやるべき仕事が多すぎる現実が今ある気がする。
今、何をするべきかもう一度考えるべきではないか。知人の言っていた「町がなくなる」と。

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