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2012
03/08

勇気


3月11日の救助劇があり、一夜明けた現場の写真です。中央の被災した家屋の屋根瓦が壊されたのが、その現場で流され「旭ヶ丘」地区の登り坂で津波が止まった。
「助けてー」と午後4時ごろだったろうか、津波の脅威に避難し集まった住民が、唖然・沈黙していた時に、このかすかな声が聞こえてきた。「誰かいるぞー」と若者たちが、瓦礫で足の踏み場もない家の屋根に飛び乗った。二十歳くらいの男性が三人救助作業にあたった。瓦を壊し屋根板を外し次に重なり合う柱を外そうとするが、難関だった。近所に呼びかけ「ノコギリ」を準備、津波で何重にも折れ重なった太い柱は、思うように撤去できなかつた。少しづつ下にはお母さんが救助に安心したのか、非情な様子から落ち着いた顔となつていた。この下の場所には消防署もあったが総てが破壊されていた。たまたま避難して活動していた署員の方の応援を貰い、1時間? 2時間? が経過しただろうか。やっと人が一人通れるスペースを確保した。「ありがとうございます」と何べんも頭をさげていた。驚いた事に、その下にはご主人がいた。二人を救出したが、共に怪我はないものの、狭いスペースと寒さで少しの衰弱が見られた。その後で地区民が毛布を持ち寄り、向かいの山から道なき道を8人で二人を安全な場所に救助した。地区民の皆さんと、若者がそれに気づき危険や自分の身の安全より、救助に向かう「勇気」がある。南三陸町にはこうした若者の活躍が今後も必要となる。
この場所では他に2人と、別の登り口で4名が署員により救助された。他に津波で流れついた高齢者の救護もこの山で行われた。3・11南三陸町被災地では全域で、「生と死」のドラマがあった。
昨日は「7度」で今日は「-2度」と寒暖差が大きく、風邪・インフレエンザが流行している。独居高齢者はひとりで無理我慢をせず近所に声をかける「勇気」をもって欲しい。
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