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ARCHIVE - 2019年12月

2019
12/17

寒さらし鮭


戸倉折立漁港に防潮堤の建設が進んでいた。
沖に伸びる防波堤と漁港が整備され、小舟が12隻ぐらい係留していた。海岸の冬の寒風にさらされた、故郷の海に回帰した白サケが干されてあった。こんな光景が戸倉の浜で見られた。震災から9年の終わりもそこまで来ている。

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今日の一枚は戸倉「松原」
震災前に戸倉小学校があり
校長の判断で津波から子供達を守った
以前は目の前の砂浜が
「潮干狩り」の名所として
一般の人達が料金を払いアサリを探した
また昔の光景が見られるのはいつの日か

そんな中で津波対策の防潮堤が最終盤にきている。整備される防潮堤の背後には民家は見当たらない。国道や走行の車を守り、再建された水産加工場を守る。
多くの防潮堤が南三陸町で整備されている。数千億もの震災復興交金が使われているが、津波浸水地域となり、背後地には住民の生活は少ない。

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戸倉地区は「ラムサール認定」の志津川湾の一番奥の入り江にあり、以前は密植により多くのカキが酸欠で死滅した。震災後の若者たちの海の再生再建では、養殖いかだを三分の一まで減少させ、カキに多くの栄養分を与え、一年で出荷できる方法を実現させた。その活動は農林水産大臣賞「天皇杯」を受賞すると言う快挙を達成した。決してカキ養殖のハード部分だけでなく、自分たちの生活の改善までの、所得・労働環境・販路の拡大、漁民の結婚への後押しまでの、ソフト分にも取り組んでいる。このスタイルを町の政策にも取り入れ、若い感覚の挑戦が今求められている。




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