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ARCHIVE - 2018年11月

2018
11/29

ラムサール条約の志津川湾


ユネスコの世界遺産として「秋田ナマハゲ」「宮城米川のミズカブリ」等の、日本の神事がまとまて、遺産登録を目指したが、今年は時間切れで先送りとなった。従妹の暮らす登米市米川の「水かぶり」は、火災から集落を守る、長い伝統の行事として「奇祭」と言われていた。世界遺産の登録の難しさと厳しさを実感した。

そんな中で「宮城県南三陸町の志津川湾」のラムサール条約認定は凄い。写真は今から「アワビ漁」に向かう、小さな漁村の朝の風景です。志津川地区・歌津地区が相次いで「アワビ開口」となった。今年はこの時期としては荒れる事は無く、年末に向けて漁は続く。獲ったアワビをカゴに入れ生かし、正月の高値の時に売る漁民の、細やかな販売戦略の報も聴く。年々減少するアワビ漁は、歌津地区に於いては県の蓄養場も完成し、今年は20万個の放流をすると聞いた。9㎝以上が撮っても良いと制限もある。普通に海から獲る漁業から、養殖・放流の水産業へと形態が変化を続けている。

来月1日の志津川高校の45年前の「3年4組のクラス会」を、卒業し初めて開催する。企画はするものの現実とはならなかったが、仲間の多くの都合が付かず9人での集まりとなる。昨日も石巻から仲間一人が参加の連絡をくれた。

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この島を見続けて育った志高の卒業生が、今回集まる。当時と海の風景は何も変わってはいない。しかし、町も沿岸集落も全てが変わった。
大森地区の「デベソ島」はアワビの宝庫だった。浸食した島の岩場には、アワビの稚貝がビッシリと自然に生まれ育っていた。私が夢で今でも見る、島へ渡った様子を思い起こす。島のてっぺんではウミネコが今も暮らし、朝には海面を飛び交う姿が、50年前と同じように見られる。

今では温暖化により、南の海で育つ「イセイエビ」が獲れ、魚も混じると聴く。県南の驚いた情報ではサンゴの卵が、ホヤの呼吸管を塞ぐ異常も発生している。海の姿は変わらないように見えるが、海の中では大きな変化が起こっている。

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