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ARCHIVE - 2018年11月

2018
11/27

多くの町民・ボランティアが踏みしめた階段の今


南三陸町のベイサイドアリーナ(総合体育館)の階段が、ひび割れ・陥没で改修工事が始まっている。震災後にどれだけ多くの人達が、この階段を登り降りしただろうか。
多くの個人・支援団体には、歌手・力士・町外からの被災地支援、台湾からの直接の義援金配布、町づくりのデザイン説明会に隈氏・宮義氏も来た。震災追悼式典にも体育館が弔問客で埋め尽くされた。全世界から来町者を迎えた。
私はこの地に留まり混乱の中を、瓦礫となった町を、高台の倉庫から見届けていた。しかし、その風景も日々風化している。記憶に留める為に多くの写真を撮り続けたが、それを紹介する事はできないかも知れない。

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階段のヒビの一つひとつに、多くの人達の南三陸町への支援があった。外国からの医療団があり、スポーツジムは医師と薬でいっぱいだった。国際医療団の皆さんが、日本の危機に支援をし、何人もの人を救った事を忘れてはいけない。

子供達の将来の町の姿が、アリーナのホールに展示されていた。新しく生まれ変わる姿や、風景と未来の希望の形もあった。子供達の夢を消さないよう、大人が震災の事を伝え、将来の住みよい街づくりに真剣にあたらないといけない。
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昨日は機械の整備を一日がかりで業者が来た。議会の運営委員会もあり、町民の町への疑問を担当課に聴きにいった。行政のルールは形にはまった物で、応用も柔軟性にも欠けている。改革派の職員と、決められた事を忠実にこなす職員がいる。現代人は人の優しさには欠けると感じる。私は昔の人間、当時の職員の人達に救われた事も多い。
「弱者に優しく、強者に厳しく」との考えで、今後も物を言っていきたい。

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