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ARCHIVE - 2014年09月

2014
09/17

おてんとうさまは見ていてくれる


父親が「誰か判らない人がこんな物持ってきた」と、私に月中の行政からの配布を持ってきた。耳も遠くなり「認知症」の予兆と私は思っている。毎日の体重・血圧の記録記帳を日課とし、一日200歩の外を歩く事を目標に、週2回のゴミを集積場まで運ぶ、歩数を数え自分の体調と家の事をしてくれる。
配布物を持ってくるのは、父の同級生の娘さんで、幾度となく「・・・さんだよ」と言い聞かせているのに、直ぐに忘れ理解できないでいる。父は耳が遠く聞こえている素振りをする。「それは会話の障害だよ」と話した、「聞こえないのなら近くで話をしよう」と、今日二人の取決めをした。

今回の地区配布物には、南三陸町の防災集団移転の「第1号」の完成の紹介が、「復興まちづくりニュ―ス」のトップで掲載され、「希望への一歩が踏み出せて嬉しい」と後藤さんの声が載っていた。
町民への吉報は「義捐金6次支給」だろう。町の義援金の総残額は3453万円余りで、全壊世帯に「9千円」で、震災孤児に「86000円」と、津波の被害によって違う。国からの義援金は全壊で「2万円」となり、私の家には2万9千円が支給され、本当に嬉しい全国民・世界からの義援金に感謝です。震災死亡者には1万円で、今生きている人たちに、生活支援としての支給のようだ。被災者の長引く仮設生活などの苦しさへの、「共に頑張りましょう」との国民に気持ちと受け止める。町行政から支給とは絶対思わない! 何も町はしてくれないと、多数の町民の声が今も聞こえている。

一昨日前は復興途上の「さかなのみうら」の仮店舗火災があり、関係者や手伝いの方が沢山出ていた。朝刊には店主の話として「周囲に迷惑をかけ申し訳ない。再開したいが・・・」と言う。店舗を借りての再開で、再びの開店には多くの障害や問題がある。利用していたお客さんは、「震災時のお店がない状態になり困ります」と言う。大型ス―パ―が未だに町にはなく、町で暮らす住民の環境整備に、解決策をとらない町政に批判が再現しそうだ。

「かすむ復興」のサブタイトルが紙面に踊る。みなし仮設や隣町の仮設の暮らしは、生活費が嵩む大変さを取り上げていた。土地の買い上げ、義援金蓄財の枯渇があり、個人の再建への計画も今、厳しい状況で帰郷しての町の暮らしを諦める人もいる。
友人の気仙沼市への転出の話に、寂しさが増してくる。共に町で生きるとの両親との歩みの継続があったはずなのに、町の計画は「早期住民再建」からは程遠い、最低4年・7年の仮設での生活を求めた。
行政と住民の考えには大きな差があり、町から出た人たちの多くが、子供を抱えた方や、生活にゆとりのある方で、町にとって必要とされる人たちの流出となっている。高齢者が残り「福祉の町」になり、賑わいの町と言うが、この道は叶わない気がし、交流人口と言う町づくりの方向性に疑問もある。何処の自治体も同じ目標があり、大災害のない自治体との集客力の差があり、今後のシュミレ―ションに間違いはないのか?


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