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ARCHIVE - 2014年05月

2014
05/22

理想と現実の狭間で


町外の仮設で暮らす被災者の数名と話す事ができた。「人口流出対策室」を南三陸町に設置すべきと、現実の危機感を肌で感じる事となった。
仮設で一人暮らす知人の母は。既に病気のせいで息子と暮らす事となり、東京の生活に「寂しいけどしょうがないね」と、志津川の地を去った。もう一人の方も病気のせいで、苦渋の選択で先祖代々の土地を離れ、別の街で生きる事を決めた。また、志津川での再建を考えていたが、多くの問題の為に悩み苦しんでいた。それは地元の土地確保が最大の課題で、それが解決できる手段は見つからず、親の老いもあり、南三陸町を離れて暮らす事を心に決めているようだった。5名がまだ町の住基台帳には記載がある。こうした人々が今後帰るとの「理想の数字」が町広報や、行政の見方である。「一端住民は出るが戻ってくる」、こんな甘い考えでの町運営者がいる。私は残された余生と諦めも付くが、これからの若者、子供たちの将来を考えると複雑だ。
昨日は6時30分からの、小学生を対象とする「志津川剣道スポーツ少年団」に行ってきた。1年と3年の二人の兄弟への指導ながら、若い両親の理解もあり、厳しく6月22日の級審査に向け指導をした。私は「目標を持っての練習」が、子供たちと家族が、頑張ってスポーツに熱中できると思う。私の身体の相談で、一か月・一年を節目として指導を続けたい。今を、時間を大切に生きたい。
多くの被災事業所への補助が期限の終わりを迎えようとしている。制度を活用せずに個人で自力再建をしている人もいる。制度を知らぬままで参加・申請できず苦しんでいる人もいる。多くの補助事業の中身が、県や商工会・観光協会・農業漁業組合などで告知されているが、毎日の生活に追われる中で、事業期間が終わっている事も多い。
多くの補助制度には国の思惑もある。社員・従業員の「社会保険加入」が、進まない中で補助申請には「加入が必須」だと言う。弱小事業所の再建は制限され、人員確保も会社負担も厳しい、総て津波で流出した事業所の再建事情がある。南三陸町でも多くの商店・会社が廃業をしている。これで町民からの税収確保での町運営ができるかは疑問だ。
こないだまでの朝の通勤がなくなり、この時間で毎日のブログ更新が楽にできるようになった。
写真は病院に張り出された「公立南三陸病院」の完成予想図です。想定人口に合わせた規模で、日々変わる人口で、町財政の負担増を懸念する。
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