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ARCHIVE - 2013年07月

2013
07/18

母が終の棲家へ


今年に入り数度の入退院を繰り返し、肺炎になり酸素呼吸器を付けた時は、もうその命の短さと最後を覚悟した。しかし、病院の看護師さんの対応、先生方の適切な処置により、生きながらえ昨日無事に「いこいの海・あらと」に入所し、終の棲家になるであろう場所に落ち着いた。窓からの風景は施設の奥の部屋ながら、かすかに旧荒砥小学校の体育館の屋根から、志津川の海が見える。津波の心配もなく環境も良く、介護の職員の対応もなかなか親切と、第一印象で感じた。
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4階の部屋は施設の表側に比べればおとりもするが、私たちの家族の母の環境としては最高の場所である。平成23年3月11日の大津波の発生の3時30分以後の、生活の場の移動や環境の変化に、当時88歳の「米寿」を迎えたばかりの両親には、過酷過ぎる環境がそこにはあった。
私の家族はまだ恵まれていた。狭いながらの一部屋の倉庫に家族三人、川の字となり共に暮らしができた事に、周囲に気を使う事のない環境に、また別な幸せの時間を持てたし感じ合った。
施設で「けんじろうさん」の声に父は気づかなかったのか、聞こえなかったのだろう。「・・・さん」とのユニットの入居の方の名前を呼ぶ声に、私はもしかして昔に会社で働いていた方とピンときた。当時に比べ大分お痩せになっていたので、父はその方を施設をでるまで、教えても思い出す事ができなかった。
最近、疲れる何か体がおかしいと言う父、耳が遠く、一人で暮らす寂しさで、精神的に体力的に、体の衰えを隠せない状態に、自分とて不安でいっぱいである。母の月々の施設入居料の事など、「住宅ローン」も今後抱える事に、今後に家庭の不安を私も感じている。他の方々に比べれば・・・との思いで、自分を奮い立たせている。

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