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ARCHIVE - 2013年03月

2013
03/17

被災地はキャンパス


昨日は知人の新築祝いの先輩の意向に答えた。地元の再開したお店から祝いの食事を準備し、互いに物を持ち寄り集まった。料理店を経営していた仲間は、アンコウを地元の仮設商店に鮮魚を発注、手作りで「特性アンコウ鍋」を用意した。偶然に重なった「誕生日」に花束が二つも添えられた。
私たちは一日も早く普通の集まりができる事を願い実践する。6人の内4人が津波で全てを失った。少しの我慢と少しの努力を町民が苦しい中で進める事で、南三陸町の再建が一歩ずつ進む、こうした潮流が生まれるような環境作りが行政に求められる。
南三陸町全体が大きなキャンバスとして、これから復興へと町が作られている。商工会跡地から西の保呂羽山を望む、何もない広々とした土地に、町民皆で真剣に絵が描ける。しかし、町民がどこまでそこに参加できるかと言うと、私とて何もできない描けない現実がある。これを町民に付いてきてと行政は、決めた計画の押しつけをしていると私は思う。もっと自由に町民が町づくりを提案していく事は、今からでも遅くない。
震災からの町づくりは最初に「町づくり町民会議」があり、大枠が町の選んだ人の多い中で行われ決定した。そして現在「町づくり協議会」が細部について議論し提案されている。阪神淡路の大震災で町づくりに取り組んだ、「町づくり協議会」とはまるで違う。それは町民の多くが未曽有の震災で被災し町再建に、生きて行く事でいっぱいの、生も根も尽きたからと私は考える。

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国県が「動線」を決定し町形成を考える。この部分の多くの国県の提案を飲む事から、南三陸町の町づくりが成される。国県の予算が復興交付金の当初額「4900億」があり、多くの事業決定で交付される。国の示す事に添う事で事業資金として認められる。
「動線」とは道路のロートの事で、国道・県道がありそれと接続する町道があり、こうした道路が町形成の基本にある。防潮堤の8.7mと国道・県道の8.7mの嵩上げが基本となり、道路網が形成される。最高齢の同僚と町を思う地球規模の変化を想定する先生は、高台住宅の建設される高台を結ぶ山々に動線を走らせるべきと言う。行政は「三陸道」の命の道と、海岸線から水産物を運ぶ産業基幹道路として、国道45号・398号を整備し、町を形成すると言い、3本の道路が「避難道」としての役割を持つと説明をする。
私は「避難道の充実」で人命は守られると思う。嵩上げは高台の土の置き場として必要な事業である。地盤沈下をした土地の修復であり、高台の土地の造成の為と思う。嵩上げに関しては莫大なその資金を、住民の一日も早い生活再建の為に使うべきと思うようになった。
気仙沼市の「阿部長商店」は元のあった地区に40億を掛け、流失した6つの工場の集合体として再建すると社長が言っていた。気仙沼の水産業の早期復活と、雇用の場の確保を図ると言う。100名の雇用と工場の再建は、関連する会社の復興支援ともなる。「我が町」は水産業の部分では一部の事業所の再建で、それによる波及効果は少ないと予想する。
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