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ARCHIVE - 2012年10月

2012
10/02

流出2


昨日も南方の仮設生活の方が電話を下さった。高台移転の今後や敬老会の不備など多くの問題に、どうしたらいいのかなど電話で30分以上も話した。
行政は混乱の中にいると未だに言い、職員が足りないなど、事務仕事の膨大さに奔走してる。一年六か月が経ち「志津川市街地の高台移転」が26年の中旬と言う中で、「復興計画」の入居計画はすでに赤信号の状況を思う。仮設の生活者はこの目標設定の日を心待ちにして頑張っていた。しかし、今町の状況を話すと「みんな登米市に移ってしまうよ」と、仮設生活者の心情を吐露してくれた。
国・県の政策や資金の決定確保があるものの、南三陸町自身でも今後の問題に、できる事から取り組むべきと思う。今、観光客の交流人口を言い、この辺の活動を積極的にすべきと言う関係者も多くいる。被災前から「人口減少対策」として、交流人口の増加を進め、観光客流入で図ると町長は言っていた。防災センターの保存もこの方向性が色濃く見え隠れする。写真は昨日の朝の写真である。八幡川の水面と防災庁舎の被災跡地の陸地は同じとなっている。海水が鉄骨の腐食へと進んでいて、ここに被災地の「観光支援」の案内は危険を伴う。殉職遺族の「陳情」で、「いつ解体するのか」と詰め寄る遺族に、副町長は来年の10月と答えたと言う。この時期までこのままの姿で解体もいない事は、遺族の悲しみを考えない、来町と手を合わせる人たちの安全を考えない、町の対応は支援をしてくれる全国の皆さんへの「裏切り!」と私は思う。川からの海水の流入を防ぐ、安全な場所に慰霊鎮魂の場を設けるなど、対策は何一つ計画すらされていない。遺構の保存計画も何一つせず、津波の記録・検証もこれからと担当課は話している。混乱はいつまで続き、対策はいつするのかを示すべきと思う。
ある人は言う「責任担当者が全てを抱え込んでいる」「部下にできる事は分け与えるべき」と、優秀な人材が今必要と行政は言う。派遣職員のマニアルどうりの説明で、「心繋がる事が大切」と今回の大震災で学習したはずなのに、行政は住民の再建に適切な対応を考えるべきと思う。
今日朝コンビニで漁業を営む同級生とあった。やはり「がんばる漁業」をしていた。「船は」と聞くと「まだいつ来るのかわからない」と言う。造船は県漁協に依頼していると言い、ワカメが始まる頃には来ると言う。決められた仕事量への対価で現在は漁業を続けていた。漁民は漁業資材の借金もあり、六分の五の補助事業での船などの再建をしながら、今年を含め残り2年で「がんばる漁業」の国の対策も終わり、漁業の個人での事業が再開する。三年間の仕事で再建資金の蓄積もできず、厳しい漁業経営からの撤退する漁民も多い。村井知事の「水産特区」の提案に漁民はどう舵を取るのだろう。
南三陸町の流出は人だけではなく、繋がり・知識・営み・心までもが消えて町から無くなろうとしている。
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