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ARCHIVE - 2011年09月

2011
09/27

歴史と文化

110927_091450[1]
この建物は元禄時代の建物だという。300年の歴史と文化がこの茅葺の建物に詰まっている。今回の大震災でもこの写真の状態のままでのこった。震度6強の地震にも耐え「まだまだ大丈夫」とその姿を見せる。
文化財としての価値も高く、多くの歴史品もある。「馬具の絵」「医療の絵」「100分の1の建物の図面」など、貴重な品々を10数代目の遠藤さんは、数々の写真や資料を見せてくれた言う。
今日は早稲田大学の教授が来るといい、震災後にはこの文化財的な価値が、ネットで発信され多くのメディアや、文化財保存の関係者や、古い茅葺建設に価値のわかる「匠」たちが、南三陸町に訪れ、名刺交換は100枚を超えているという。また全国紙から地方紙まで、この文化財の貴重さを報道した。
しかしながら、町の文化財の価値と保存の意味を理解していない。「世界遺産」に平泉の金色堂や藤原家の歴史に、世界からの観光客がある中で、観光立町をうたった「南三陸町」、商店の販売・観光ホテルでの観光を求めるだけの、町の取り組みだった。この文化財の保存には消極的で、県の文化財保存も考えはなかつたという。
こんな中で四国の「四国村」がこの茅葺の家の貴重さを理解し、建物移築に動くこととなった。資金は1億円もかかるという。支援者も募りながら、「四国村」の博物館の玄関に建設を進めているという。
文化協会の「会報」も印刷を終え、3月11日に刷り上がり津波で流れた。再発行を行政にご理解を求めると、今はこの時期ではないと、町の三役の判断で却下された。副会長は「文化・伝統に薄っぺらの行政の考え」とバッサリ。
いったい南三陸町「我が町」はどんな方向に向かっているのだろう。
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